在宅勤務3年で行き着いたオフィスチェア選び|エルゴヒューマンプロ2で腰が生まれ変わった

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腰が、痛い。

首も痛い。肩も痛い。朝起きたとき、まずどこが痛いかを確認するという、本来あるべきではない習慣が定着してから、もう3年になる。在宅勤務。フレックスな働き方。「通勤がないから楽でしょ」と母に言われるたびに、私は心の中で吠えた。お前、椅子に8時間座ったことないな、と。

問題は、私が最初に選んだ椅子が、ホームセンターの5,000円のやつだったということである。

在宅勤務歴3年で気づいたこと

IT企業のディレクター職。週3在宅、週2出社という働き方が定着したのは、育休復帰から1年目のことだった。当初、リビングの片隅に机を置き、ニトリで買った回転椅子に座っていた。黒くて、ローラーがついていて、「これで十分」と思った。そういう時代もあった。

半年経つと、腰に違和感が生まれた。1年経つと、朝ベッドから出るのに3分かかるようになった。夫「ケンジ」に「お前、老けた」と言われた。ノノ(年少3歳)には「ままの腰、いたいの?」と心配された。柴犬「もも」は、相変わらず私の膝の上にのしかかってきた。

私は何かが間違っていることに気づいた。

2年目、勢いで楽天で「オフィスチェア」と検索した。3万円のゲーミングチェア。4万円のメッシュチェア。いろいろ試した。すべて、3か月で「あ、これもダメだ」という結論に達した。座面が固い、背もたれが浅い、肘置きが合わない、頭を支えるものがない。夫は「高い割に効果ない」と言った。(お前の給料から出してない癖に言うな、と思ったが言わなかった。)

そして3年目。完全に疲弊した私は、ある日、楽天市場で「エルゴヒューマン」という商品名を見つけた。オフィス家具業界では伝説的な存在らしい。価格は14万円。ニトリの椅子の28倍。夫は呆れた。ハル(年長6歳)は「ママ、それ、いくらなの?」と聞いた。ノノは「ままの、おっきい椅子だ」と言った。

しかし、腰は止まってくれなかった。だから、私は買った。

エルゴヒューマン プロ2|もう腰の痛みに妥協しない

楽天市場で評価★4.8/レビュー256件(Ergohuman公式 楽天市場店調べ)

到着した日のことは忘れられない。アート家財便で運ばれてきた梱包を見て、私は思わず息をのんだ。こんなに、でかい。リビングの机の前に搬入して梱包材を回収してもらったとき、私は初めて「家具に14万円を使った大人」になった。

座った瞬間が、革命だった。

ヘッドレストが頭を優しく支える。背もたれが首から腰まで、自分の身体の形に合わせてくれる。4Dアームレストという肘置きが、高さも奥行きも角度も、すべて調整できる。独立式ランバーサポートという、腰の部分だけを調整する機構。シートスライド、座面の高さ、背もたれの硬さ、前傾チルト機能。これは、椅子ではない。自分の身体をそのまま預ける、相棒だ。

夫が「あれ、お前何か変わった」と言ったのは、使い始めて2週間目のことだった。ハルは新しい椅子に座りたいと言い張った。ノノは「ままの椅子、ふわふわ」と言った。もも(犬)は、その下にもぐりこんで昼寝するようになった。

朝起きたとき、腰の重さがない。これが、当たり前だと気づくのに、私は3年かかった。

機能の詳細:

  • ヘッドレスト高さ&角度調節で、寝転がるような角度まで対応
  • 独立式ランバーサポートが、腰の下のほうだけを支える設計
  • 4Dアームレスト(肘)が、左右前後のすべてで調整可能
  • 座面角度調節で、仕事に集中する姿勢から、リラックス姿勢まで対応
  • メーカー保証が5年間。構造体の強度は業界基準を超える

こんな人におすすめ:在宅勤務で長時間座っている人。首や腰の痛みが慢性化している人。在宅スペースに「ちゃんと」家具を投資したい人。

こんな人には合わないかも:賃貸で引っ越しが多い人。スペースが限られている小さい部屋。8時間椅子に座らない生活の人。

2026年4月時点 約143,000円

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エルゴヒューマン プロ2 オットマン内蔵型|足まで預けたい贅沢

楽天市場で評価★4.8/レビュー414件(Ergohuman公式 楽天市場店調べ)

プロ2を使い始めて1か月。私は新たな欲望に目覚めた。座面下に隠れているオットマン(足置き)のことである。

午後、ずっと椅子に座っていると、脚がだるくなる。ふくらはぎが重い。そこで、このオットマン内蔵型の出番だ。手動で引き出して、高さをラチェット式で調整し、足を置く。すると、脚全体がふわりと浮く。リンパが流れるような感覚。まるで**昼間から極楽通いをしているのか**という錯覚に陥る。

「ままぁ、動かないの?」とノノが心配そうに聞いてくる。「動かない。これはお仕事の一環だ」と答えた。嘘ではない。

オットマン非搭載のプロ2との価格差は、約30,000円。これは、「足を預けるために家計から何を削るか」という人生の選択肢を与えてくれる家具である。

プロ2との主な差分:

  • 座面下にオットマン(足置き)を内蔵・収納
  • オットマン高さはラチェット式で5段階調整可能
  • 重量が24.9kg(非搭載モデルは22.6kg)
  • その他機能はプロ2と同等。ヘッドレスト、ランバーサポート、4Dアームレストすべて搭載

こんな人におすすめ:脚のむくみが気になる人。午後の集中力が下がる人。自宅に専用デスク環境がある人。「全身を預けたい」という願いがある人。

こんな人には合わないかも:狭いスペースで椅子の出し入れが頻繁な人。床の段差が多い部屋。来客が多くて椅子を見せたくない人。

2026年4月時点 約173,800円

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エルゴヒューマン フィット2|プロ2に次ぐ、堅実な選択肢

楽天市場で評価★4.52/レビュー198件

私の友人で、同じく在宅勤務をしている女性(40代)が、このフィット2を買った。理由を聞くと、「プロ2は高い。でも安い椅子はもう嫌だ。ちょうど中間くらいのやつが欲しかった」と言う。

その気持ち、わかる。私も最初はそうだった。

フィット2は、プロ2よりも約11,000円安い。ただし、機能面では確実に削られている。ヘッドレストはあるが、プロ2ほどの調整幅はない。アームレストは「4D」ではなく、高さと角度だけの調整。ランバーサポートは「独立式」ではなく、背もたれ全体の一部として調整される。

それでも、ホームセンターの5,000円椅子から比べたら、雲泥の差である。同僚が「腰痛がましになった」と言っていた。友人は「十分だ」と言い切った。

プロ2との主な差分:

  • ヘッドレストの調整幅が限定的(高さ&角度だけ)
  • アームレストが「4D」ではなく、基本的な高さ・角度のみ
  • ランバーサポートが独立式ではなく、背もたれの一部
  • 座面の高さ範囲が455〜540mmで若干限定的
  • 重量が23.3kg(プロ2は22.6kg)

こんな人におすすめ:3〜5時間程度の在宅勤務が日常。ある程度の調整機能は欲しいが、プロ2は高い。堅実な選択肢を求める人。

こんな人には合わないかも:8時間以上毎日座る人。細かい調整にこだわりたい人。ヘッドレストで完全に頭を預けたい人。

2026年4月時点 約132,000円

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在宅勤務3年で学んだ、椅子選びの本質

オフィスチェア選びは、結局のところ「自分の身体がどのくらい座り続けるのか」という問いへの答えを見つけることだ。

週2〜3時間程度:ニトリでいい。ホームセンターでもいい。

週15時間程度:フィット2クラスの調整機能は必須。5,000円では無理。

週40時間以上(毎日8時間):プロ2以上にお金を使え。これは家具ではなく、医療費の前払いだと思え。

私の場合、週20時間。水曜日を除く月〜金の午前、週4時間。なおかつ、在宅勤務のストレス、子どもの送迎での腰痛、産後の体型変化による重心の移動。すべてが座面に集約される。だから、プロ2で正解だった。

夫は最初、「14万円?お前、頭がおかしい」と言った。3か月後、「最近お前、愚痴が減ったな」と言った。つまり、腰の痛みが人格を蝕んでいたということだ。

オフィスチェアは、椅子ではない。自分の身体と人生の質を支える投資である。

今、私の腰は生まれ変わった。朝起きて最初にするのは、どこが痛いかを確認することではなく、コーヒーを飲むことになった。これは、革命だ。

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