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プロテイン、買ったはいいけど、飲めずに棚に眠っていないだろうか。
産後の体型ケアで朝ヨガを始めた私も、プロテインに手を出した。最初は「タンパク質20gで健康的」と思い込み、手当たり次第に買った。そして、3日で挫折した。理由は単純だ。まずかったのである。
昭和の駄菓子屋に売っていたきな粉棒を液状にしたような粉っぽさ。水に溶かしても、牛乳に混ぜても、何をしてもプロテインは「プロテイン」の味のままだった。それから私は気づいた。プロテインで続かない人の9割は、成分や価格ではなく「味で挫折している」のだと。
夫に「このプロテイン、飲んでみて」と差し出したとき、夫は「うーん、まずい」と一言だった。その後、彼は「俺はそこまで筋肉つける気ないし」と宣言し、私は一人取り残された。
それから、私は30代女性として、楽天で上位レビューのプロテインを次々と試した。そして、ようやく気づいたのだ。プロテインは「飲み続ける」ことが最大のチャレンジだということを。今回は、そんな試行錯誤の末に見つけた「味で挫折しないプロテイン選び」を、5つの商品を通じて解説する。
ザ・プロテイン|30フレーバーの味ガチャで全員に「推しフレーバー」がある
楽天市場で評価★4.58/レビュー13,293件。この数字を見たとき、私は「ここまで買われているプロテインは、味で妥協していないはずだ」と直感した。
なぜなら、13,000件を超えるレビューのほとんどが「味」について書かれているからだ。低評価には「不味い」、高評価には「この味は癖になる」と。つまり、ここまで売れているということは、「合う人には徹底的に合う」という証拠である。
ザ・プロテインの圧倒的な武器は、30種類のフレーバー。メロン、バナナ、ココア、ストロベリー、ピーチ、レモン、ヨーグルト、抹茶、マンゴー、ミルクティーをはじめ、黒ごまきなこ、安納芋、杏仁豆腐、さくらみるく、ベイクドチーズケーキ……と、これは「プロテイン選び」ではなく、もはや「好みのお菓子を選ぶ」感覚である。
私が試したのは、抹茶と黒ごまきなこ。抹茶は水で作ると濃厚な抹茶ラテになり、牛乳で作るとさらに深くなった。黒ごまきなこは、昭和感がたまらない。懐かしさと栄養が同時に降ってくる感覚だ。夫は「これなら毎日飲めそう」と言った。いや、夫よ。お前はプロテイン飲まないんじゃなかったのか。
ただし、欠点がある。30種類あるがゆえに、最初の1回目の購入は「ガチャ」になる。Amazonのレビューを読んで「安納芋は甘すぎる」「コーラは薄い」と判断しても、実際に飲むと自分の舌とズレることがある。味覚は個人差が激しいのだ。
そこで私がおすすめするのは、「最初は無難な味から入る」ことだ。ココア、バナナ、ストロベリー、ミルクティーあたりは、プロテイン初心者でも「毎日飲める」レベルだ。そして2回目以降で、チャレンジフレーバーに手を出す。
こんな人におすすめ:「プロテインの味で過去に挫折した」「同じ味で飽きる」「自分好みのフレーバーを見つけたい」という人。30種類の中に、必ず「推しフレーバー」がある。
こんな人には合わないかも:「とにかく安く続けたい」という人には向かない。1kg 4,980円(2026年4月時点)は、決して安くはない。ただし、続けられることが最優先なら、投資する価値はある。
価格:2026年4月時点 約4,980円
ビーレジェンド|「鬼レモン」と「ベリー」で女性の心をつかむ癖になるフレーバー設計
楽天市場で評価★4.6/レビュー11,737件。ビーレジェンドは、ザ・プロテインと同じく「味で選ばれるプロテイン」の代表格だ。
ビーレジェンドの最大の特徴は、ネーミングだ。「激うまチョコ」「ベリベリベリー」「そんなバナナ」「めろめろメロン」「情熱のパッションフルーツ」「初恋のいちご」「鬼レモン」。この命名の遊び心が、既に「ただのプロテイン」ではなく「飲んでみたい物語」に変わっている。
特に「鬼レモン」と「ベリー」は、女性ユーザーから異常な支持を得ている。鬼レモンは、酸っぱすぎず爽やかで、夏場の朝に飲むと「あ、今日も頑張ろう」と思わせてくれる。ベリーは3種類のベリーをミックスし、程よい酸味で甘ったるくない。
私が実際に試したのは、チョコとメロンだ。チョコは濃厚さとさっぱり感が両立していて、朝の時間がない時間帯にはぴったりだ。メロンは「水で作るとメロンシャーベット、牛乳で作るとメロンアイス」という説明通りで、作り方次第で朝も夜も気分を変えられた。
ビーレジェンドのもう一つの強みは「LINE登録で最大1000円OFF」というサービスだ。これにより、単品購入なら900gで4,999円(2026年4月時点)が3,000円以下に落ちる可能性があり、他ブランドとの価格競争力が生まれる。
また、公式サイトでは「選べる2種セット」も売られている。異なるフレーバーを2つ同時に試すことで、「飽き」を防ぎながら自分好みを探索できる。ノノがいる身として、多様性は神だ。
こんな人におすすめ:「爽やか系やトロピカル系が好き」「甘すぎるプロテインは嫌」「毎日飽きずに飲みたい」という人。特に女性ユーザーから「飲み続けられた」という口コミが多い。
こんな人には合わないかも:「濃厚な甘さが好き」「プロテイン感を感じたい(の?)」という、どちらかといえば変わった好みの人。ビーレジェンドは「飲みやすさ」を優先設計しているため、スポーツドリンクに近い。
価格:2026年4月時点 約4,999円(LINE登録で割引あり)
NUTOプロテイン|最安級の価格と「ココア味一本」で迷わない設計
楽天市場で評価★4.56/レビュー6,610件。NUTO(ニュート)は、価格がケタ違いに安い。3個セット購入時、1個あたり2,980円(2026年4月時点)。1kg当たり、ザ・プロテインやビーレジェンドより2,000円近く安い。
ただし、フレーバーはココア味に限定される。選択肢がない代わりに、「あれこれ悩まなくていい」というメリットがある。プロテイン初心者で、「とにかく続けたい。まずは味で失敗したくない」という人にとって、選肢が1つに絞られるのは、意外と救いになる。
私が飲んだココア味は、他ブランドと比べると「素朴」だった。濃厚さはほどほどで、甘さも控えめ。決して「美味しい」ではなく、「悪くない」という評価だ。しかし、毎日飲み続けるなら、この「飽きない素朴さ」が武器になる。
NUTOの売りは、栄養価だ。BCAA 5,000mg、ビタミン11種類配合、アミノ酸スコア100。つまり、「プロテインで美味しさを求めず、栄養を求める人」に向いている。朝ヨガをしている私も、「味よりも栄養が欲しい日」には、NUTOを選ぶ。
3個セット購入を前提に考えると、さらに価格が落ちる。定期購入するなら、最初の1個から3個セットで注文し、「1ヶ月で3kg消費」という習慣をつけるほうが、賢い買い方だ。
こんな人におすすめ:「価格重視で、毎日続けたい」「ココア味なら飽きない自信がある」「栄養価を重視する」という人。特に、筋トレ習慣がすでにある人や、「プロテインは栄養補助」と割り切っている人向け。
こんな人には合わないかも:「毎日飽きずに色々な味を試したい」「ココア味は嫌だ」という人。フレーバーの多様性を求めるなら、ザ・プロテインやビーレジェンドのほうが適切だ。
価格:2026年4月時点 約3,480円(3個セット時 1個当たり2,980円)
FIXITプロテイン|キウイとピーチで「フルーツシャーベット」の新しい選択肢
楽天市場で評価★4.52/レビュー6,102件。FIXITは、一般的なプロテインブランドのなかでは「フルーツ系」に特化している。フレーバーはキウイ、ピーチ、プレーンの3種類に限定されるが、この絞り込みが逆に「飲み続けやすさ」につながっている。
特にキウイとピーチは、「プロテイン」を感じさせない爽やかさだ。水で作るとシャーベット感が強く、ノノがいる夏場の朝に飲むと、「栄養摂取」ではなく「楽しみ」になる。
FIXITの特徴は「低糖質・低脂質」という設計だ。つまり、タンパク質の効率を重視しており、余分な糖質や脂質をカットしている。プロテインで体を絞りたい人向けだ。
価格は1kg 4,980円で、ザ・プロテインと同じだが、送料無料という利点がある。フレーバー数は少ないため「選び切れない」という心理的ストレスがなく、3種類の中から「今日はキウイ、明日はピーチ」という気分で選べる。
ただし、フレーバー数が3つのみというのは、「飽き」のリスクがある。NUTOのように「ココア一本」と割り切るより、「複数の選肢がある」ほうが心理的には続きやすいが、FIXITは「3つで十分」という絶妙なバランスだ。
こんな人におすすめ:「爽やかなフルーツ系プロテインが好き」「低糖質・低脂質で、筋肉質を目指したい」「選択肢が多すぎると迷う」という人。特に女性ユーザーから「美味しい」と評判だ。
こんな人には合わないかも:「濃厚なチョコやココアが好き」「30種類のバリエーションから選びたい」という人。フルーツ系に限定されているため、甘党には物足りないかもしれない。
価格:2026年4月時点 約4,980円(送料無料)
ビーレジェンド選べる2種セット|「推しフレーバー」探しの最短ルート
楽天市場で評価★4.71/レビュー4,874件。このセット商品は、「フレーバー迷子」の人向けだ。9,598円で、好きなフレーバーを2つ選べる。つまり、1袋あたり約4,799円で、単品購入よりも割安だ。
「選べる」というのが、心理的に重要だ。ザ・プロテインの30種類から1つ選ぶときの「決断疲れ」と、ビーレジェンドの「選べる2種セット」の「試行錯誤の楽しさ」は、全く別物だ。
私の場合、「チョコ」と「鬼レモン」の組み合わせにした。朝は鬼レモンで爽やか、夜はチョコでコクがある。同じプロテインでも、時間帯で気分を変えられるのだ。
また、フレーバーのラインナップを見ると、「どれを選んでも外さない」という安心感がある。ビーレジェンド側が「女性受けするフレーバー」を厳選しているため、外れが少ないのだ。
このセット購入は、「プロテイン初心者が、まず2つ試す」という戦略に最適だ。ザ・プロテインの30種類から1つ選ぶ不安も、NUTOのココア一本に決まるつまらなさも、どちらも避けられる。
こんな人におすすめ:「プロテイン初心者で、複数のフレーバーを試したい」「毎日飽きずに飲みたい」「失敗のリスクを減らしたい」という人。セット購入なら、「これなら続けられそう」という確信を持ちやすい。
こんな人には合わないかも:「1種類を大量に買って、定期購入する習慣がある」という人。この場合は、単品購入で好みのフレーバーをリピートするほうが、経済的だ。
価格:2026年4月時点 約9,598円(2袋、1袋当たり約4,799円)
プロテイン選びの3つの失敗パターンと対策
ここまで5つのプロテインを紹介したが、「結局、どれを選べば失敗しないのか」という問いに、シンプルな答えはない。なぜなら、失敗のパターンが人ごとに違うからだ。
まず、失敗パターン1「フレーバー選びで失敗」だ。これは、30種類あるザ・プロテインで、Amazonレビューを読んで「安納芋は甘すぎる」と判断したのに、実際に飲んだら「あ、これめっちゃ甘い」となるパターンだ。対策は、「最初は無難な味を選ぶ」こと。ココア、バナナ、ストロベリーなら、プロテイン初心者でも「毎日飲める」レベルだ。2回目以降で冒険する。
次に、失敗パターン2「価格で続かない」だ。月に3,000〜5,000円のコストを考えると、「やっぱり続けるか迷う」という心理が働く。対策は、「3個セット購入で単価を落とす」ことだ。NUTOなら、3個セット時1個当たり2,980円に落ちる。最初から「3ヶ月続ける」と覚悟を決めると、継続率は格段に上がる。
最後に、失敗パターン3「飽きで挫折」だ。同じ味を毎日飲んでいると、1ヶ月でダメになる。対策は、「複数フレーバーを同時に購入する」ことだ。ビーレジェンドの「選べる2種セット」なら、チョコと鬼レモンを交互に飲むだけで、飽きが後ずれする。
結局、私はどれにしたか|30代ママの実際の選択
正直に言うと、私は「1つに決められない」という結論に達した。代わりに、こう決めた。
月の第1週目と第3週目は「ザ・プロテイン」の抹茶か黒ごまきなこ。月の第2週目と第4週目は「ビーレジェンド」の鬼レモンか抹茶チャチャチャ。この回転させることで、「毎月新しい味」を試しながら、「飽き」を防いでいる。
夫は相変わらず「俺はそこまで筋肉つける気ない」と言っているが、ノノがいるリビングで私がプロテインを飲んでいると、「ままの おいしいの?」と聞いてくる。ハルは「これ、牛乳入ってるの?」と質問してくる。つまり、プロテインは「一人の栄養摂取」ではなく、「家族の会話のネタ」になっていた。
プロテインで大切なのは、「味」と「続けやすさ」だ。成分や価格も重要だが、3日で棚に眠ったら意味がない。自分の舌が「毎日飲みたい」と思える味を見つけることが、最大の投資だ。


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