プロテインの味で挫折しない選び方|実飲テストした私が教える失敗パターン

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プロテインは、飲まない。

夫がそう言ったのは、昨年の春だった。彼が購入した「何か有名らしい」プロテインが、自宅のキッチンに積み重ねられたままになっていたからだ。缶入りのそれは、開封されたまま2ヶ月放置されていた。匂いを嗅いでみたら、正直に言って「昭和の駄菓子屋に売っていたきな粉棒を液状にしたような風味」で、私も即座に飲むのをやめた。

プロテイン選びで最も多い失敗は、実は価格や栄養成分ではなく、味だったのだ。産後の体型ケアで朝ヨガを始めてから、軽く筋トレもするようになった私にとって、プロテインは「続ける」ことが全てである。毎日飲むものなのに、不味いと3日で挫折する。これは生存競争に近い。

プロテイン選びで私が学んだ3つの失敗パターン

まず、自分の失敗から話そう。

ノノを出産した直後、助産師さんから「タンパク質を意識してね」と言われた私は、意気込んで初めてのプロテイン購入に踏み切った。それは安かった。3000円以下だった。栄養表示を見たら「タンパク質20g」と書いてあった。完璧だと思った。しかし、飲んでみたら、まるで「砂漠の風に晒された古いチョコレートパウダー」の味がして、2日目から牛乳に混ぜてもダメ、ココアに混ぜてもダメ、果汁100%ジュースに混ぜてもダメだった。1週間目にはゴミ箱行きになっていた。

その後、友人から「ビーレジェンドが美味しいよ」と聞いて、その時点での最新フレーバーを試した。「真夏のおいスイカ」という限定版だった。これは違った。初めてプロテインを「飲む」という感覚を覚えた。スイカ味は間違いなく本当のスイカを飲んでいるような錯覚を起こす。1ヶ月毎日飲んだ。しかし、問題が出た。限定フレーバーだったのである。次の月から「ベリー」に変わった。ベリー好きだから大丈夫だと思った。飲んだら、前のスイカ味の記憶が邪魔をして、「これはスイカじゃない」と脳が拒否反応を示した。味覚は、記憶に支配される。

その次に試したのは「人工甘味料不使用」という触れ込みのULTORA(ウルトラ)だった。産後の敏感肌に加えて、ノノのアレルギーリスクを見ていたので、できるだけ添加物が少ないものを選びたかったのである。ブルーベリー、カフェラテ、黒ごまの3種類を試してみた。どれも「素朴な味」だった。素朴、というのは、いい言い方をした表現である。本当のところは「プロテイン臭がする」ということである。ただし、その素朴さが私には合った。毎日コーヒーを飲む身なので、カフェラテは違和感がなかった。ブルーベリーは、思った以上に「本当のブルーベリー」に近かった。

【ULTORA スローダイエットプロテイン】人工甘味料不使用派の筆頭

楽天市場で評価★4.56/レビュー5986件。

私が現在、毎日飲んでいるのはこれだ。ブルーベリーとカフェラテを交互に選んでいる。

ULTORA社のプロテインで最も驚いたのは「レビュー件数の多さ」である。5986件というのは、プロテイン業界でもかなり多い部類に入る。評価も4.56と安定している。理由は、味と栄養バランスの両立、そして「人工甘味料不使用」というキャッチコピーだろう。产後、変わった私の体は、スクラロースやアスパルテームに対して過敏になったのか、夜中に目が覚めることが増えた。このプロテインはそういった人工甘味料をできるだけ排除している。代わりに、甘味は控えめだ。

ブルーベリー風味は、本当に生のブルーベリーを食べているかのような酸味と甘みのバランスが秀逸だ。朝のヨガの後に、シェイカーに入れて水と混ぜる。泡立ちが激しくて、シェイカーを振ると「ぶわあああああ」と天井に到達しそうなほど膨らむ。シェイカーの大きさを甘く見ると、泡がこぼれる。ノノが「ままの ぷろていんが あふれてる」と笑う。

カフェラテ風味も、毎朝のコーヒー習慣に完全マッチしている。本来なら朝にコーヒーを飲み、別にプロテインを飲むところ、これ一杯で両方の栄養を摂取できる。夫は「これなら飲める」と言って、数回試した。ただし、「毎日は無理」とも言った。味の好みは、本当に人それぞれなのである。

2026年4月時点、楽天市場で約5,540円。810gサイズなので、毎日1杯(30g)で約27日分だ。

こんな人におすすめ:朝コーヒーを飲む習慣がある人、人工甘味料に敏感な人、甘すぎる味が苦手な人。

こんな人には合わないかも:濃い味、ガツンとした甘さを求める人、毎日違う味を試したい人。

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【ビーレジェンド ホエイプロテイン】限定フレーバーで季節感を取り込む

楽天市場で評価★4.52/レビュー1817件。

私がプロテイン沼から這い上がったきっかけが、ビーレジェンドだった。特に「真夏のおいスイカ」というフレーバーは、もはや「プロテイン」という認識ではなく「夏の飲み物」という位置づけになっていた。

ビーレジェンドの特徴は、味の豊富さと、季節ごとの限定フレーバーである。公式サイトを見ると、常時5〜6種類のフレーバーがあり、その上で季節限定の新作が次々と出される。「真夏のおいスイカ」が終わったら、秋は栗味が出る、冬はチョコミント、春は桜……という具合だ。つまり、1年中「新しい味」を追求できるのである。これは、プロテイン継続の大きなモチベーションになる。

真夏のおいスイカを飲んだときの衝撃は今でも忘れられない。「え、これ本当にプロテイン?」と叫んだ。水に混ぜただけで、アイスキャンディーを飲んでいるような錯覚を起こす。甘さも強く、タンパク質も1食当たり20g弱あり、ビタミンCとビタミンB6も配合されている。夫が「このフレーバーなら俺も飲む」と珍しく声をあげたほどだ。

ただし、限定フレーバーは「終わる」という宿命がある。翌月に「ベリー」に切り替わったとき、私の脳は「これはスイカじゃない」と拒否反応を示した。いや、ベリーも美味しい。タンパク質も同じ量だ。でも、記憶の味には勝てなかったのである。この経験から、私は学んだ。人間は、新しい味に身体が適応するまでに、最低でも3日はかかるということを。

WPCホエイプロテインを使用しており、吸収スピードはSTEADYやULTORAと比べてやや速い。朝のヨガ後というより、筋トレ直後に飲むに最適な設計だ。600gサイズで、2026年4月時点の楽天価格は約3,980円。850円程度の割引クーポンが出ることもあるので、LINE登録してチェックしておくと得だ。

こんな人におすすめ:味の豊かさを求める人、季節ごとに新しい味を試したい人、甘めの味が好きな人、筋トレ直後に飲みたい人。

こんな人には合わないかも:人工甘味料を避けたい人、素朴な味を好む人、同じ味をずっと飲み続けたい人。

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筋トレ器具選び|プロテインと相棒になるダンベル3選

プロテインは飲むだけでは意味がない。筋トレがあってこそだ。ここで、ダンベル選びの経験を共有したい。

在宅勤務で腰がやられた私が、朝ヨガに加えて軽い筋トレを始めたのは、昨年の冬からだ。最初は何もしない。ただ、ニーズを感じた。「重さが欲しい」と。夫のホームジムにあるダンベルを借りると、10kgと20kgしかなかった。軽すぎたり、重すぎたりで、「ちょうどいい重さ」に調整できないのである。そこで、可変式ダンベルの購入を検討した。

【ONE STEP 可変式ダンベル 24kg】コスパと使い勝手のバランス

楽天市場で評価★4.69/レビュー2730件。

最初に目をつけたのが、このONE STEPのダンベルだった。評価が4.69と非常に高く、レビュー件数も2730件と豊富だ。24kg×2個セットで、2026年4月時点の価格は約9,980円。つまり、1個あたり約5,000円という破格の安さだ。

可変式ダンベルの仕組みは、左右のダイヤルを回して重さを設定し、引き上げるだけで設定した重さになるというもの。2秒で変更できるという触れ込みだ。15段階の調整が可能で、2.5kgから24kgまで無段階に調整できる。つまり、「2.5kg、3kg、3.5kg……24kg」という細かい調整が可能なのだ。

実際に購入して1ヶ月使ってみた感触は、「これは革命だ」と思った。朝のヨガの後、2.5kgから始まる軽いアームカールをする。15回できたら、すぐに5kgに上げる。この重さの変更が2秒で完了するので、ダンベルを置いて、また取る。その繰り返しが、めちゃくちゃ効率的だ。従来のプレート交換式ダンベルだと、毎回プレートを外して付け直す作業が入る。面倒なのである。可変式は、その面倒が完全に消える。

コンパクト性も素晴らしい。新築時から我が家のリビングは狭いし、ノノが走り回る領域でもある。可変式ダンベルは専用の台座に置くだけで、省スペースを実現している。従来のプレート式だと、外したプレートを何枚も積み重ねる必要があり、ジムのような圧迫感が出てしまう。ONE STEPのダンベルは、台座の上に統一されているので、見た目もスッキリしている。

ただし、注意点がある。価格が安い理由は「大量生産」であり、高級なダンベルと比べると、ダイヤル部分の耐久性に不安がある。実際、3ヶ月使用後、左側のダンベルのダイヤルが少し硬くなった。それでも機能に支障はないが、「何年持つか」という点では、よりハイエンドな商品には劣るだろう。また、床に直接置くと傷がつく可能性があるので、ヨガマットの上に置いている。

こんな人におすすめ:自宅で気軽に筋トレを始めたい人、できるだけ安くダンベルを購入したい人、省スペースを重視する人、細かい重さの調整が必要な人。

こんな人には合わないかも:高負荷・長期的な使用を想定している人、ダイヤル式より従来のプレート交換式が好きな人、20kg以上の重さでメインに鍛える人。

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【IROTEC ラバーダンベル 40kgセット】本格派向けの重量設定

楽天市場で評価★4.44/レビュー1556件。

夫が「そろそろ本気で筋トレをしたい」と言い始めたのは、私がONE STEPのダンベルで朝トレを開始してから2ヶ月目だった。見よう見まねで、私のダンベルを借りてアームカールをする。しかし、「これだけじゃ負荷が足りない」と呟いた。その夫のために、さらに重いダンベルを購入することになった。選んだのが、IROTECのラバーダンベルだ。

IROTECは、フィットネス業界では知られたブランドで、本格的なジムにも採用されている。このセットは、20kg×2個で計40kgの構成。プレート式なので、バーベルとしても使用できる。つまり、ダンベルとしてのアームカール、ショルダープレスだけでなく、バーベルベンチプレスやデッドリフトにも対応可能だ。

ラバー素材は、床への衝撃を緩和し、音も静かだ。マンション暮らしでも周辺の部屋に迷惑をかけにくい。このメリットは想像以上に大きい。真夜中に夫がダンベルを落とすことがあるが、ラバー素材のおかげで「ドスン」という重い音がしない。「トン」という、やや鈍い音で済む。

ただし、このセットは本格的であるゆえ、初心者にはオーバースペックかもしれない。20kgのダンベルを手に取ると、相当な重さを感じる。女性が手軽に扱える重さではないし、男性でも「結構きつい」という反応が返ってくる。夫も「毎日やるなら、これは無理。週2回のガチトレ用だな」と言っている。つまり、「毎日の軽いトレーニング」には向かないのだ。また、セット一式で2026年4月時点の価格は約15,950円。ONE STEPの可変式と比べると、倍以上の価格だ。

セット内容にはシャフト、複数のプレート、台座が含まれており、バーベルとしての本格的な使用もできる。ただし、プレート交換が毎回必要なので、ONE STEPのような「2秒で変更」にはいかない。10回ほどダンベル運動をして、次に30kgに上げたければ、プレートを2枚交換する手間が発生する。これは、ジムユーザーには当たり前だが、自宅トレーニング派には負担だ。

こんな人におすすめ:本格的に筋トレをしたい男性、週2〜3回のガチトレを想定している人、バーベルとしても使いたい人、マンション暮らしで音を気にする人。

こんな人には合わないかも:毎日軽く鍛える派、女性初心者、重いダンベルを毎回持ち上げる余力がない人、プレート交換の手間を避けたい人。

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【STEADY 可変式ダンベル 20kg】ワンタッチロック式の手軽さ

楽天市場で評価★4.45/レビュー1512件。

最後に紹介するのは、STEADYの可変式ダンベルだ。このブランドは、アニメ「刃牙」とのコラボで知られており、YouTubeのフィットネス系チャンネルでもよく紹介されている。累計80万点販売という触れ込みも、信頼性を感じさせる。

可変式ダンベルという点では、ONE STEPと同じカテゴリだが、STEADYは「ワンタッチロック」という仕様になっている。詳細は、ダンベルのシャフトの先端にボタンがあり、そのボタンを押すだけでプレートがロックされるというもの。操作の簡潔性が売りだ。

友人がこのダンベルを使っているのを見たことがあり、確かに「ワンタッチで重さが固定される」という感触は魅力的だ。ダイヤル式よりもシンプルで、操作ミスが少ない。ただし、我が家では最終的にONE STEPを選んだ。理由は、価格と、ノノが触るリスク管理だ。STEADYの場合、ボタン操作でロックが外れることもあり、3歳児が遊んでいて誤ってプレートが外れるリスクがある。ONE STEPのダイヤル式は、「回す」という手数が多いので、子どもが勝手に操作するリスクが低いと判断した。

2026年4月時点の価格は、20kg×2個セットで約6,990円。ONE STEPより若干高いが、STEADYの信頼性とワンタッチロック式の利便性を考えると、妥当な価格帯だ。また、シャフト付きなので、バーベルとしても使用できる。つまり、ダンベル+バーベルの2役が可能だ。

こんな人におすすめ:操作のシンプルさを重視する人、バーベルとしても使いたい人、子どもに安全な操作性を求める人(相対的には、ボタン式の方が誤操作のリスクが低い場合もある)。

こんな人には合わないかも:小さな子どもがいる家庭で、ボタン式の誤操作を心配する人、細かい重さの調整が必要な人、ONE STEPの価格の安さを重視する人。

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プロテインとダンベル選びで失敗しないための結論

プロテイン選びの大原則は、「味は人それぞれ」ということだ。

友人が「これは最高」と言っても、自分にとっては「駄菓子屋のきな粉棒」かもしれない。だから、最初は小さいサイズ、もしくは複数フレーバーの飲み比べセットから始めるのが得策だ。ULTORAやビーレジェンドは、楽天市場で「飲み比べセット」を販売していることもある。その方が、最終的に「自分の味」にたどり着く確率が高い。

ダンベル選びの大原則は、「用途と予算の明確化」である。毎日軽く鍛える派なら、可変式でコンパクトなONE STEPやSTEADYが最適だ。週2回の本格的なトレーニングを想定しているなら、IROTECのような本格派が向く。自分の目的を整理した上で、選ぶことが重要だ。

私の場合、朝ヨガ+軽い筋トレという習慣を続けるために、プロテインはULTORA、ダンベルはONE STEPという組み合わせが正解だった。毎朝、シェイカーを振って、ダンベルで軽くアームカールをする。その時間は、もう3ヶ月以上続いている。これは、「美味しい」と「簡単」という2つの条件が満たされたからこそだ。

結局、筋トレも人生も、続けられるかどうかが全てなのだ。

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